私の場合は20代の頃に8年ほどひきこもり期間があり、実際に社会に出た時に2年ほど社内ニート期間がありました。
ニート・ひきこもりは想像以上にキツイですが、脱出方法にもコツがあります。脱出方法のコツについて記事を書きたいと思います。
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過去に働いた割合
現在ひきこもり状態にある人の中では正社員で働いた経験がある人がかなり多くなっています。
一度も働いたことがない人の割合はわずか数%という結果でした。
【引用元】内閣府ホームページ
つまり社会に適応できないというわけではなく、それまでは正社員として働いてきた人が多いと言えます。
悪い意味で言うと、ブラック企業で心身が疲れ果てた人が多いと思います。
職を転々としてしまう人もいる
職を転々としてしまうのはHSPという繊細な性格であることもあれば、一方で我慢が効かない性格である場合もあります。またコミュニケーションが苦手な場合もありうることです。
職場を転々とすること自体は悪いことではなく、転々することで理想の職場を見つける人もいます。
ただ転々とすることでつらいと感じてひきこもってしまったりすることがあれば、キャリアカウンセリングに相談するという手もあると思います。
また若い頃は転々としていても年齢と共に落ち着く必要は出てきます。
ひきこもりは誰にでも起こり得ること
辛いことがあった時に一時的にひきこもることは誰でもありえることです。
ただその期間が非常に長くなってしまいがちなのが現代社会の問題です。
誰か引き上げてくれる人や関わってくれる人がいなければ、そのままズルズルと年齢を重ねてしまうこともあります。
ただ適切な支援を受けて障がい者雇用で就職すればそれなりの企業に行くことも可能です。
障害者雇用であれば年齢が高くても就職はできる
私が就労移行支援事業所に通っていた時言われたことは、障がい者雇用ならば年齢が高くても大丈夫ということです。
ちまたでは30代になると就職しづらいと言う人もいますが、50代でも就職できている人もいます。
希望は持った方がいいですが、ちゃんと行政の支援につながる必要はあるのと職業訓練を受けるのは必要です。
じっくりと復帰すればいいと思います。
これをしていれば社会復帰しやすい
私がかつてニート状態から脱出できた時のライフスタイルを紹介します。
- 朝は9時には起きる(社会人と近い時間帯で生活)
- 家事を最低1つは担当する(料理や洗濯などをしていた)
- 部屋は片付けておく(軽く掃除機で)
- 室内で軽く運動(1日5分程度)
以上が実際に私が社会復帰した時の生活スタイルです。
仕事を辞めた後鬱になっていましたが、家事を2つぐらいはやっていました。
自分が今できることをやるというのが社会復帰しやすいスタイルです。
外に出るのが厳しかったら家の中でできることをするという感じです。
最低限今やれることをやる
最低限今やれることだけはやった方がいいです。できないことは無理にしなくていいですが、今自分がやれることだけは最低限やっていると社会復帰につながるきっかけが掴めたりします。
仕事がつらかった時にやったこと
最初の半年間ぐらいは給料を捨てるつもりで坐禅を習いに行ったり、腕の確かなカウンセリングを受けたりしました。
入社して1年目は立場も不安定で誰でも辛いので、とにかく瞑想やカウンセリングを使うことも一つの手かと思います。
理想の自分を捨てる
今の自分と理想の自分のギャップが大きいほど苦悩も大きくなります。
苦悩があるということは今の自分を否定して何者かになりたいという願望があるからです。
人生を良くしたいとか一発逆転したいと考えがちでしたが、そういうことは考えずに目の前のことに取り組めば道は開けると思います。
ひきこもりは悪いことなのか?
ひきこもりは特に悪いことだとは思いません。悪いことをしていなければ別に堂々と昼間に歩いてもいいと思います。
近所の人にどう思われるかなどは全く気にしなくていいでしょう。
その辺が少々図太くなれればひきこもり状態でも苦悩は減るはずで、苦悩が減れば何とでもなります。
坐禅をする
私が効果があったのは坐禅ですかね。坐禅の講座を習いに行って習得したのが大きかったです。坐禅を習得したことで地に足がついた生き方ができるようになりました。またそれと同時にスピリチュアル的な話がすごく嫌いになりました。
仕事もかなり面白くなってきた
仕事もかなり面白くなってきました。元々パソコンが好きなので、パソコンを使った仕事全般はかなり得意です。
ただ今までは焦ってガサガサ作業をしてしまったのですごく疲れていました。今は疲れないように仕事をしているので、仕事自体が楽になってきたのです。
そうすると元々パソコンを使うことが好きだったので、だんだん作業適性が向いてきて楽しくなってきました。
ニート脱出のため徳を積む
- ゴミを拾う
- バスの運転手にお礼を言う
- 落ちている商品を拾う
- お金を寄付する
- 念じる
この話は上で挙げたようなスピリチュアルにやや該当する話かもしれませんが、徳を積むということは大事なことだと思っています。
陰徳といって誰にも知られずに徳を積む行為もあります。普通に徳を積んで陰徳も積んでいるといいと思います。
徳にはどのような種類があるのでしょうか?
ゴミを拾う
目立つゴミでもいいのでゴミを拾って捨てることも徳を貯める行為の一つです。
この前道を歩いていたら若い男性が道端のペットボトルを何気なく拾っていたので、できた人だなと思いました。
バスの運転手にお礼を言う
たまにバスの運転手さんにお礼を言う人がいます。特に小さなお子さんがお礼を言っていたりすると微笑ましいですね。
目的地まで安い料金で運んでくれるのでありがたいです。
落ちている商品を拾う
落ちている商品があったらさりげなく拾って戻してやるのも良いと思います。
たまに商品が下に落ちていることがありますから、棚に戻してやるのもいいと思います。
お金を寄付する
王道の行為ですがお金を寄付するというのも徳を貯める行為です。
誰にも知られず人知れず行う方が効果が高いのだとか。
念じる
身近な人や会社の繁栄などを念じることは良いことだそうです。
徳が貯まる行為をしても、悪いことを念じていたら何の意味もなく、ただ形だけの偽善になります。
自分の思考にまで責任を持つことが良いこととされています。
まとめ
ニート・ひきこもりを脱出する方法を書いてみました。
なかなかうまくいかないという場合は、徳を積むみたいなことから始めてみてはいかがでしょうか?